GOTOトラベルキャンペーンについてのご説明

 

こんにちは、ひばり店主の鎌塚です。

すこし肌寒くなってきましたが、秋晴れのつづく旅行にいい季節になってきました。
今年は春夏とあまり外出できず、季節を感じる時間も少なく一瞬で過ぎてしまったので、
秋の紅葉は楽しめるといいなと思います。

本日はたくさんの方がご利用されているであろう

「GOTOトラベルキャンペーン」

について、当館の方針をお伝えしたいと思います。

 

最初にお詫びいたします、申し訳ございません。

多々お問い合わせいただいておりますが、当館ではキャンペーンをご利用いただけません
現在のところ、今後もキャンペーン適用の予定はございません。

当館が適用の対象にならない、というわけではなく、
私の判断でキャンペーンを利用しないことを選びました。

多くの方からご心配、ご支援をいただくなか、どうして?というお問い合わせもありましたが、
安易にお答えするといま頑張っておられる他のお宿さんたちへの批判と受け取られたり、
モチベーションを下げるようなことになるだろうと思い、広く発信することは控えておりました。

近所のお店の方々には、

・名前がダサい
・気づいたらキャンペーン申請期間おわってて
・ホステル向きのキャンペーンじゃない
・いまお腹いたくって~

などお茶をにごしていました。中には失礼にも程があるものも。心配してくれてるのにホンマにすいません。
GO TO トラベル、なんか「頭痛が痛い」みたいじゃない?とかも言った気がします。
イタいのは私です。

といってもほかのお宿さんの邪魔になるようなことは言いたくないし、
このままお茶をにごし続けるしかないよなと思っていましたが、ついには

「もしかして、近い将来閉店されるからですか??」

というお問い合わせをいただいてしまいました。

真剣に心配してくださる方々がいる中これではダメだなと思い、

今更ですがきちんとご説明しなければ、と筆をとった次弟です。

はじめに申し上げますが、閉店の予定はありません!笑
当館に隕石が直撃するくらいのことがない限り、がんばって営業を続けます。
隕石が直撃したら、それを見にくる方々に観覧料をとってでも続けます。
そんな心構えでいますので、ご安心ください。

さて、ようやく本題ですが

当館が現在のところ本キャンペーンを利用しないと決めた理由を一言でいうと

 

「まだ悩んでいるから」

 

これがいまの答えになります。

いま起こっている問題とその対処について、
私個人の中でまだ迷いながら営業を続けています。

最初に本キャンペーンを利用しないと決めた理由は、

「今回の問題が、お金ではないから」

というものでした。

みなさんお金がないから旅行に行けないのではなく、
感染するのが怖かったから、させるのが怖かったから、
外出自粛制限があったから、といったことが問題だったわけで

「お金ないから行けない」

ではないと思いました。

また、安くなったから行こうという心理も、それを助長しうながすような発信も
私一個人としてはなんだか悲しいなと感じておりました。

「お金が問題ではない。」

そう思っていましたし、思いたかったというのも理由のひとつです。

ではこのキャンペーンを利用されてるお宿さんやお客さんを否定するのか?
と思われる方もいるかもしれませんが、決してそうは思っていません。

私は、他人がやることに対してはなにも気にならないのに、
自分がやることに対しては逐一気にしてしまう性分です。

人にはそれぞれ様々な事情があります。
それは自分にはすべてわかることではないので、
なにか考えや理由があるんだろうなと思うだけ。
正当性がある、ないとかそんなことは、他人についてはあまり考えません。

ただし、自分は違います。
自分の行動や考えは自分にしかわからず、自分にはすべてわかってしまいます。
これは自分にとって正しいと思えることか?
自然とそのような問いがでてきます。

正しい、と本気で思えない行為をしたときは、けっこう後悔する確率が高い人生でした。
まだ少ない人生経験ですが、人生を通して学んだことのひとつです。

本キャンペーンについては、私の中でまだ答えがでていません。

お金が問題ではないと思っていましたが
収入が減少した方、し続けている方が大勢いること
そしてまだ先が見通せない状況であること
そう考えると、お金が問題、ともいえます。

私に至っては減少というより消滅に近いので、なおさら必要な立場かもしれません。

やれることはすべてやる
なにをしても生き残る

真剣に商売をされている方々こそ、そう思ってキャンペーンを利用していると思います。

スタッフを抱えているお店はなおさら。
国もできるだけ平等なかたちでの支援策を考えた結果、
やってくれているであろうことも理解しています。

ただ、まだやはり参加しようとは思えていません。
いま思ったってどのみち遅いでしょうが、参加できたとしてもまだするつもりはありません。

お得になるから行こう、という心理になりたくない自分がいます。
先日久しぶりに家族で旅行しましたが、そのときもかたくなにキャンペーンを利用しませんでした。
そんな自分がやる宿で、キャンペーンをやるのは自己矛盾です。

これはまったくお客様本位ではない、自分本位な話しです。

それにつきましては、心よりお詫び申し上げます。
客商売の身として失格かもしれません。

言い訳がましく聞こえますが、そんな思いからキャンペーンに参加することに時間と労力を割くより、
違う方法で「おもしろそう!」「お得だ!」と感じてもらえることに力を入れたいと思いました。
(お店をやっている方ならわかると思いますが、キャンペーンに対応するのも大変なエネルギーがかかります。)

珈琲豆の焙煎・販売や、本屋喫茶サービスがそれです。

宿泊料金を変えずに、質を上げられるように

その取り組みに力と時間を注いでいます。

当館は現在店主ひとりで経営・運営しています。

ひとりでやれることには限界があり、取捨選択をしなければならないという中で

私は上記の行動を選びました。

これからどうなるかは、わかりません。
自分の考えに折り合いがつき
同じようなキャンペーンが出されたら、次は参加するかもしれませんし
やはりしないかもしれません。
かわいい子どもの顔をみているうちほだされて
自己矛盾を抱えながらもやるかもしれません。
すでにほだされて、やっときゃよかったか?と思う夜もあったり、なかったり。笑

 

 

(自家製コーラを試飲する嫁とそれをみつめる息子。「わいのは?」って声が聞こえる。気がする。)

 

長くなりましたが、一店主なりに真面目に、できるだけ誠実な気持ちで書きました。

ご理解いただけましたら幸いです。

こんなお店ではありますが、今後とも何卒よろしくお願い致します。

 

隕石が落ちる、その日まで。

 

ひばり 店主
鎌塚

営業変更点についての最新情報(2020/9/25更新)

こんにちは、ひばり店主の鎌塚です。

 

ひばりは8月1日より通常営業を再開、また新たに本屋喫茶サービスを開始しておりますが、

新型コロナウィルスの影響及び感染拡大防止の観点から

これまでの宿泊営業形態からすこし内容を変更している点がございます。

 

下記に変更点をまとめて記載いたしましたので、ご確認お願い致します。

 

<営業日>

木・金・土・日、及び祝日

 

<チェックイン時間>

13時~20時

※チェックイン前の荷物預かりはできません。

 

<軽朝食サービス>

2020年9月現在、中止。

お茶と珈琲の提供のみ続けております。

 

<キャンセル料>

体調不良によるキャンセルの場合、キャンセル料は発生しません。

当日でも結構ですので、体調に不安のある方はキャンセルのご連絡をお願い致します。

ご連絡なく来られない場合、また当日連絡がつかない場合は、

通常のキャンセル規定に基づき100%キャンセル料発生しますので、ご注意ください。

 

以上です。

 

状況に応じて対応を細かく変更しておりますので、今後も最新の変更点はこちらの「お知らせ」にて発表致します。

ホームページ掲載情報と異なっておりますので、ご理解の程どうぞよろしくお願い致します。

 

平旅籠ひばり Hibari hostel&books

店主  鎌塚

地面と平行になって、新たな地平へ。 |書店と本屋喫茶のお知らせ

こんにちは、店主の鎌塚です。

 

SNSの更新ばかりでホームページとブログの更新がだいぶおろそかになってしまっておりました。

 

すでにSNSにてお知らせ済みですが、ひばりでは8月より書店営業と本屋喫茶サービスをはじめました!

 

 

<書店スペース>

 

 

 

ひばり1階を新刊と古本を販売する書店へリニューアル。

こちらにある本は基本的にすべてご購入いただけます。

 

<自家焙煎の珈琲豆>

またこれまでネットショップ販売のみで受付ていました当店オリジナルの珈琲豆も販売しております。

<珈琲豆 ”山” Indonesia Gayo Mountain 深煎>、他4点

 

そしてこれらの書籍と珈琲を一度にゆっくりお楽しみいただけるのが、”本屋喫茶”サービスです。

書店にある本を好きなだけ、ひばりの個室にてお読みいただけます。

珈琲の1ドリンク付き。(珈琲がメインですが、その他のお飲み物もあります。)

 

<コミックスペース>

 

これまで旅耕社として営業していた小屋スペースは、コミックスペースに。

旅耕社の古本はすべてひばり1階書店スペースへとお引越し。

こちらのコミックは本屋喫茶利用のための閲覧用です。

広々とした漫画喫茶のようにご利用いただけます。

 

 

書店&本屋喫茶のロゴデザインがコチラ。

「本」という字にみえますが、実は「平」の旧字体です。

 

平旅籠(ひらはたご)は江戸時代の素泊まりの宿のことですが、

 

店主は平凡な人間で

地面と平行になるのも好きで

平穏な日々が続くことを願っているので

 

平(たいら)な宿、まぁわるくないんじゃないかと思い屋号にしました。

 

どんな方でも泊まれる段差のない平(フラット)な場所、という意味もあります。

 

「平」という字の成り立ちは、「本」にとてもよく似ており、なんだか勝手に親戚のように感じております。

本屋のふりした宿屋、宿屋のふりした本屋、どっちかよくわからない当店にふさわしいロゴとなりました。

 

 

世の中が変化するときは色んな意見が飛び交い、右往左往してしまうこともあるかと思いますが

そんなときは心を落ち着け、フラットな目線で、進むべき道を決められる人間でありたい。

そしてこの店もそんな場所であれたらと思っています。

 

心がざわついてぐらぐらしてきたら、地面と平行になりましょう。

落ち着いてきたら、目に着いた本を手にとってみましょう。

本の中には、どこまでも続く新しい世界がひろがっています。

 

”地面と平行になって、新たな地平へ”

 

畳にゴロゴロ寝っ転がりながら、すくすくと成長していける夢のような場所を目指しております。笑

 

ということで、新しく生まれ変わった当店をどうぞよろしくお願い致します!

 

※今後の営業時間などの最新情報はインスタグラムにて告知致します。ご登録どうぞよろしくお願い致します。

インスタグラムアカウント:@hibari_hostel

 

平旅籠ひばり 店主

鎌塚 慶一郎

6/1(月)より営業再開のお知らせ

こんにちは、ひばり店主の鎌塚です。

4月より宿泊所としての営業を自粛しておりましたが、

6/1(月)より営業形態を変え、営業再開致します!

 

<ひばり6月ご宿泊受付内容>

・「一日一組限定」にて宿泊予約受付。
ひばりのすべてのお部屋にて宿泊を受け付けますが、お泊りいただけるのは一組のみ。

一組様の予約が完了次第、他の部屋が空いていてもご予約はできません。

お値段に変更はなく、下記の通りです。

シングルルーム(1名様):5000円
小さな離れ(2名様):6000円
和洋ツインルーム(2名様):7500円
和洋ダブルルーム(2名様):9000円
スーペリアルーム(2~3名様):15000円
一棟貸し(最大10名様):40000円

(※消費税込・宿泊税別)
(※お部屋情報の詳細はHPのお部屋ページよりご確認ください。)

 

本来貸切でご利用いただくには「一棟貸し」でのご予約が必要でしたが、

6月に限り「一部屋」ご予約いただくだけで、自動的に貸切となります。
(他のお部屋には滞在できません。滞在できるのはご予約したお部屋だけです。)

またスタッフの滞在・接客も必要最低限とさせていただきます。
ご希望のお客様には完全に接客なしの”セルフチェックイン・アウト”にも対応致します。

なお、ご予約は「HPの予約フォーム・Facebook・インスタグラム」からのご連絡にて承ります。
スタッフが店舗に不在の時間が多くなるため、お電話でのご予約は承れません。

7月以降のご予約は今後の情勢をみつつ対応を検討しますので、ご予約受付は「6/1 ~ 6/30 の間」にて承ります。

緊急事態宣言は解除され、すこしずつ明るい光がみえてきたように思えます。
この光がまた消えてしまうことのないよう、一店舗としてできる限りの対応をとり、営業を再開したいと思います。

 

それでは、どうぞよろしくお願い致します!

 

ひばり店主

鎌塚

 

 

雲雀は不死鳥に進化した!【不死雲雀Tシャツ販売のお知らせ】

 

こんばんは、ひばり店主の鎌塚です。

 

本日4月最終日をもって、ついにひばりの4月キャンセル率が100%確定となりました。

 

某感染症により燃えさかる炎に包まれる絶体絶命のひばり。

 

おや?!ひばりのようすが・・・

 

なんと、ひばりは不死鳥・ヒバリクスに進化した!やったぜー!!

こんなことでもなければ生まれなかったであろう、スペシャルTシャツが出来上がりました。

<太陽のヒバリクス>

 

<月のヒバリクス>

 

<フロントは和名”不死雲雀”>

 

 

サイズ展開はS・M・Lの3種類。

<モデル154cm・Sサイズ着用>

 

 

<モデル169cm・Mサイズ着用>

 

 

 

<モデル67cm・Lサイズ着用>

 

 

 

こちらのTシャツはオンラインストア『雲雀土産物店』でお買い求めいただけます。

着丈などの詳細はオンラインストアに記載がございますので、そちらにてご確認ください。

<雲雀土産物店>

https://hibari-omiyage.stores.jp/

 

着心地はどうでしょう。最年少モデルの耕(こう)さんに聞いてみましょうか。

耕さん、いかがでしょうか?

 

 

耕「なんであんたらがジャストサイズ着てんの?」

 

「・・・・」

 

耕「ふつうワイがSサ・・・」

 

はい!ありがとうございました。

とても心地よさそうですね。

 

いつおさまるともわからず辛い日々がつづきますが、わたしたちはこんな感じで元気です。

 

旅ができない。その応援もできないのが心苦しいですが

 

「死んでたまるか、死なせてたまるか。」

 

という思いを胸に、みんなで生き残るための最善を尽くしたいと思います。

 

みなさんの下に不死鳥が舞い降りますように!

 

ひばり店主

鎌塚

 

<我が家のかわいい不死鳥>

 

 

耕「こんな感じでどや?」

 

バッチリです!最高にラブリーです。ありがとうございます!