すっからかん

ひばりの建物は東側に増築部分をもつ東西に長い造りでした。

この増築部分はざっくり取り除いて前庭にする予定。

自分たちでできる解体作業は行いましたが、この大掛かりな解体はプロにお任せです。

たとえプロでもまるごと取り除くんだし結構時間かかるだろうなぁ…、

という予想は簡単に裏切られ、たった3日でこの姿に。プロはプロなのです。

ブルーシートの前部分にトイレやらガレージやら部屋なんかがあったんですよ。

二階への階段は町家特有の急なものだったので、緩やかなものに作り替えるべく、こちらも撤去されました。

そして始まった脚立はしご生活。

わたしは最後まで慣れずに一段一段慎重に上り下りしてたけど、大工さんや業者さんは普通の階段みたいに駆け下りたりするんですよ。信じられん。

一階のもと和室の床の間と押入れがあった壁はかなり弱っていたので、こちらも全部撤去。

こーんなにだだっ広いすーすーした空間になりました。

こ、こんなにすっからかんで大丈夫なのか。。。と素人はどきどきしておりました。

 

そんな素人を横目に工事はどんどん進む。

ある日二階へ行くと新しい柱が立って、天井まで下地が組まれていました。おぉ、すでに新しい間取りが伺える。

廊下の天井は隠れていた梁が見えて高くなりました。

この廊下を進むと…、明かりとりの天窓が開いてる!いつの間に!

建物が作られていく工程やそこで使われる様々な道具は、わたしにとっては全く未知だったので興味深く、新鮮でした。

さあ、どんどん進みますよ~。