足跡を辿れば

このころは、やるべきことがそれはもう、たーーーーくさん目の前にあって、溢れてて、

ちゃんと終わるのか?という不安と、

あとはどこをやればいいのか?という焦りと、

おぉ、出来てきた!という喜びとが、

いつも混ざり合い、忙しなくも充実した忙しい日々でした。

 

ひばりへの玄関までは、焼杉板で囲まれた路地のような、段差のないスロープができる予定。

スロープの土間コンクリート打ちはプロの左官屋さんにお願いしていますが、

何やらけいくんがひと手間加えたようで…

よおく見るとこれは…

ひばりちゃんの足跡ですな?

ぺたぺた母屋へ入っていくわけですな。

かわゆいじゃないの!

 

一方家の中では変わらずずんずん壁を仕上げていくいわもと先生。

こちらは階段上部。脚立の上でわりと高い位置なのにすいすいと。

助っ人しょうちゃん。

お風呂場のペンキ塗り中。今日はペンキ職人。

わたくしめはトイレの壁紙貼りに挑戦。難しかった!

一階のトイレは、一面だけ壁紙を貼り、残りの壁上半分と天井は土壁仕上げ。

タイルと壁紙と土壁で囲まれた空間は、子供部屋のような、いい意味でトイレっぽくない仕上がりがとてもお気に入りです。

こちらは黙々と確実に作業をこなす大工のいなださん(いなちゃん:仮称)。

不慣れな我々をいつも気遣ってくれて、優しくて、いつも助けてくれて、現場のお父さん的存在でした。

改修工事を始めた3月から6月まで、実に四か月の間、ほぼ毎日来てくれていたいなださんともお別れの日。

現場が進んだからこそお別れがあるわけで、いいことなんだけど、この後はいるべき人がいない寂しさを感じたものです。

改修はいよいよ後半戦。

一階のスーペリアルームとキッチン周辺の壁に取り掛かります。