スタイって”したい”だ。

こんにちは、店主の鎌塚です。

 

子どもが生まれて、早4ヶ月が経ちました。

世の中はまだ混乱の真っただ中ですが、我が家はようやくすこし落ち着きがみえてきました。

 

初めての子どもとあって、無事産まれてくれた喜びから一転、

ちゃんと育てられるだろうかと夫婦そろって緊張の毎日を過ごしており、

育児を楽しむ余裕はあまりなく、不安に思う時間のほうが多かったと思います。

 

しかし先月頃から首もすわって、毎日笑顔をみせてくれるようになり

順調に体重も増えていることを確認し、最近ようやく子どもと過ごす日々を心から楽しめるようになってきました。

 

先日実家に帰り、両親に子どもを見せたところ

「あんたの赤ちゃんの頃にそっくり」と言われ、

むかしの写真をひっぱりだしてみてみると、驚くほど似てました。

 

【左:店主 右:天使】

 

 

髪の毛ボーボーなところまでそっくり。

天使のようにかわいい息子。

天使のようにかわいい店主。

 

この写真をみてから自分と息子をよく重ねあわせ、妻に怒られても「なんでこんなにかわいい自分に怒っているんだろう?」と思ってしまい、あまりピンときません。

 

息子のよだれはかわいいけれど、私のよだれはかわいくない。

息子のよだれはコーヒーに入ってもいいけど、私のよだれはコーヒーに入ってはならない。

 

そう話す妻の言葉がピンときません。なにが違うのだろう?どう違うんでしょう?だれか教えてください。

 

そうそう、それはさておきよだれと言えば、この2月よりひばりのとなりの本屋・旅耕社で「スタイ(よだれかけ)」の取り扱いがはじまりました!

 

【”読書”スタイ】

 

 

 

【”夢”スタイ】

 

 

 

本好きの方の出産祝いにぴったりの”読書”スタイ。

そして「あれもしたい、これもしたい、もっとしたいもっともっとしたい~!」という

我が子から聞こえてくる心の叫びを、今も色褪せぬ懐かしい音楽にのせて表現した当店オリジナルオーダースタイ。

どちらも京都在住の刺繍作家・風子さんのハンドメイド一点モノです。

 

日々よだれを垂らし、様々なものを口で濡らす我が子。

その濡れ跡をみて、これは人間の純粋な欲の跡だなぁ、と思いました。

なにをしたいのかはわかりませんが、なにかをしたいということだけははっきりわかる。

 

スタイにつく跡は、したいという欲の跡。

生きたいという気持ちの跡。

スタイって、”したい”だ。

 

そんな思いを込めて、お店に置いています。

出産祝いの贈り物にぜひおひとつ、いかがでしょうか。

 

【あれもこれももっともっとしたい人】

 

ひばり店主