梅雨は梅酒!

こんばんは、店主の鎌塚です。

 

今年は絶対やろう!と思っていた「梅酒づくり」に挑戦しました~

 

 

梅雨は梅酒!

梅の時期に雨降るから「梅雨」って書くんか?と思いがちですが実はちがって、

ホンマは黴(かび)の生えやすい時期の雨で「黴雨(ばいう)」と呼ばれていたそうです。

しかし!

「黴(かび)って超イメージわるくない?」

ってだれかが言い出して、うんうんわるいわるい、辛気臭いし、臭いもくさいし、やめとこやめとこ。

ねぇねぇみてみて、梅も「ばい」って読むらしいよ。ええやんええやん、語感似てるし、梅ってかわいくない?かわいいかわいい!ええやんええやん!黴(かび)より断然おしゃれ!梅にしとこ!

 

という女子高生的思考から「梅雨」という表記になったそうです。

「いやいや!黴雨(ばいう)は黴雨(ばいう)やけん!!」と伝統を重んじる世代の人たちもいたんだろうなぁと思いますが、今も昔も女子高生は無敵だったんですね。かわいいは正義。

「黴雨」は「梅雨」。「了解しました」は「りょ」または「り」。いつの時代も短くてかわいいショートカット文字が好まれたんですね~

ということで現代では「梅雨」となりました。

 

 

そんな無駄な解説をしている間も手は動かしてましたよ!

まずは梅を1kg用意!

そして水に漬けて「アク抜き」!エグ味をとります。

青くて固い梅は2~4時間ほど漬けるのがいいそうですが、まぁたぶんそんなに固くないし、2~4時間も話しするネタもないし、1時間!いや30分?待ってる間の時の流れって遅いですよね。体感で1時間くらい漬けました。

 

 

そして!梅酒づくりにはかかせない!ほじほじターイム!

竹串でヘタをほじってとります。

絶対に鼻はほじらないでください。死にます。

 

無心でほじる人たち

 

 

これもエグ美がでないようにするための工程。ヘタをとらないとエグ美がでてくるそうです。エグ美ってだれ?

 

 

ヘタを全部とったら、水気をとります。もう色んなものをとるんです。ミニマリズム。シンプルイズベスト。

 

 

そしてここで「氷砂糖」を用意!

200gがいいとか600gがいいとか500~800gとかネットの連中は好き勝手なことばっかり書いててよくわからん!650g入れました。理由は店主の勘です。

梅を瓶の底に敷き、氷砂糖を入れ、また梅を入れ、氷砂糖、と交互に入れていきます。

 

 

ドバドバドバドバ!ホワイトリカー(1.8ℓ)を注ぎます。

珈琲を淹れるように丁寧に・・・入れる必要はまったくないそうです。

 

 

できました!完成ー!はやい!

では早速味見をば、、、

え、全然味がしない。無味無臭!ホワイトリカーって無味無臭!言いにくいな無味無臭!

えーと、なになに?な、なんと!なんてこった!半年も待たないといけないそうです!

現代っこに半年も待てなんて無理やで~。Amazonで買ったほうが早いやん。

なんて元も子もないこと言うひとは、Booking.comでビジネスホテルをさくっと予約、コンビニでチョーヤ梅酒を買って飲みましょう。

 

めんどくさい手間をかけて、まだかな~言いながら大事に待って、どんな味がするのかな?!と楽しみに思う。

そんな時間を楽しめる方に、ぜひ飲んでいただきたいなと思います。

 

ということで半年後にお泊りのラッキーなお客さんは、「自家製ひばり梅酒(第一号)」が飲めるかも!

 

楽しみにしていてくださいね~!

 

福知山雅治の旅(城下町編)

 

こんにちは、福知山雅治です。

 

出オチのようなネタを2度にわたってお送りするのは雪国でなくとも「寒い」ですが、次回予告までして続く!と言ってしまった手前、後にも引き下がれない。

私みたいな寒い人間って他にいるのかなぁとググってみたら、FacebookでもTwitterでも食べログアカウントでも「福知山雅治」と登録してる人がけっこういっぱいでてきました。

「どうも、福知山雅治です。仕事では偽名を使うわけにはいかないので福山雅治と名乗っています。」というよく意味のわからない人もいました。

 

私より寒そうな人がいて一安心!ということで福知山ブログ第2弾!

福知山雅治、城下町を歩く」をお届けします。

 

 

雅治の城、福知山城を満喫したあと、雪の城下町をぶらり歩きました。

国道を雪かきするおじいちゃん。頭もまっしろ。きれいですね。

 

 

とぶらぶら歩いていたら、おしゃれなタイルを発見!

 

 

かわいいタイルに誘われて歩くと、きれいな和風のお庭が。雪も積もってきれいだな~。と眺めていると、どこからかジョジョ立ちみたいに立ってるかわいい女の子登場。雅治のファンかな?

 

 

お庭を抜けたら、立派なお菓子屋さんでした!タイルがあるのは裏門だったんですね。

「足立音衛門」という有名なお菓子屋さんでした。

 

 

 

中もすごい素敵です。

どれもとてもおいしそう!

 

 

 

製造工程もみれます!でも木彫りのふくろうが「じろじろ見んなよ」って言ってる気がする。。

 

 

 

のれんもいい感じやな~、鳥おるやん~って写真撮ってたら、なんか怖いもん写ってました。

これは完全に雅治のファン!いやストーカーだ!

 

 

 

びっくりしたけどこういうファンには慣れている雅治。気を取り直して商店街へ!

そしたらなんとたまたま、商店街で月に一度のイベントが行われておりました。ラッキー!

その名も「福知山ワンダーマーケット」。毎月第4日曜日に行われてるそうです。

 

 

かわいい看板とかわいいストーカーさん。

 

 

 

 

おいしそーなタコ焼き屋さんやソーセージ屋台!いい匂いです。

ビールや地酒もありました。お酒屋さんは今日の雅治のファッションとクリソツ。この人もファンかなぁ。

驚きなのはこちらの屋台ピザ屋さん!なんと車の中に窯があります。

 

 

車の中のピザ窯、かっこいいですね~

ピザもミネストローネも熱々!めちゃくちゃおいしかったです。

これはHELLOに次ぐ名曲、PIZZAが生まれそうな予感。

 

 

みんなで商店街を盛り上げよう!とワイワイしながらも、心落ち着くようなアットホーム感を感じられる、とてもいい雰囲気のイベントでした。

 

いや~、ピザもソーセージもおいしかったな~

 

 

商店街を抜けた先にあるコチラは、「古本と珈琲 モジカ」さん。

「まちのば」という施設の2階にある、置いてあるのはほぼすべて古本!しかし古本に全然見えない!という素敵なブックカフェです。

 

 

 

映画「この世界の片隅に」の原作者 こうの史代さんは福知山にお住いだそうで、関連本もたくさんありました。

映画も素晴らしかったけど、原作も素敵です。

 

 

 

おいしい珈琲をいただきながら本を読む雅治。

愛知県知立市出身、生粋のシティボーイである雅治はついつい植草甚一を手にとってしまいます。

うーん、実におもしろい!

 

 

壁にも小説が!じっくり読むストーカーさん。よし、この隙に裏口から。。

しまった、ここは2階だ!でも階段はふさがってるし。。なに?屋上ガーデン?!よーし行ってみよう!

 

 

 

雪~!めっちゃ積っとるがな~。やっぱりすごい雪の量だなぁ。脱出はあきらめよう。。

 

 

最後の悪あがき、モジカさんおとなりの福知山シネマにあった「ゆきえもん」に隠れたけど、見つかってしまいました。くそう!どうしてもオーラが消せない!

ちなみに福知山シネマは福山雅治作品ばかりリバイバルされる・・・というネタはいりませんね。もうお腹いっぱい!

 

と、このような感じでたったの1日、日帰りとは思えないほど見どころ満載の福知山でした。

ひばりからはJR嵯峨野線に乗ってたったの1時間!ぜひおすすめです!

 

バイバイ福知山城!また来るよ~!

 

 

 

福知山雅治の旅

 

盆地で寒いけどあんまり雪は積もらない、京都市内。

 

「ごっつい雪がみたい!」

 

という安直で原始的な欲求から、京都の北部。福知山へ行ってきました。

 

福知山は人口約7800万人。そのほとんどが「福山雅治」を知ってることから、「福知山」と名付けられました。

縄文時代の始め頃から人が住んでいた形跡がある、歴史の深い町。

地層からは福山雅治のオフィシャルグッズも多数出土しているそうです。

 

これはひばり一(いち)、福山雅治に似てる私が行かない理由がない!

ひばりの最寄駅である「JR丹波口駅」からもJR嵯峨野線でたったの1時間!

ということで電車に乗って、レッツラゴー!

 

 

ガタンゴトン、揺られること約15分でもう!この景色。保津峡です。

 

 

さらに15分。京都市内からたったの30分!い~い眺めです。

 

雪国!

 

 

とはしゃいでるうちに車窓にみえるは福知山城。着いちゃいました!はやい!

 

 

城へ行く前に、まずは腹ごしらえ。

福知山はなにがうまいんだろう~と思っていたところ、駅前で「B級グルメ ゴム焼きそば」なるものを発見!

他のお店がつくってヒットしたのをビジネスチャンスや!と思った店主が駅前で立地のいい物件をゲットして開いたであろうお店に入りました。よっ、偏見のカタマリ!

 

 

ゴムオム焼きそば!偏見の目でみても、おいしそう。

 

ゴム焼きそばを食しご満悦の雅治。

 

お腹も満たしたし、いざ城へ!そしてさすが北部。雪がすごいです。

 

 

せっかく福知山に来たし雪もきれいだし、ここで一曲、冬の雅治の曲でも口ずさもうと調べたところ

ヤフー知恵袋のベストアンサー(2011年1月)

私が思うましゃの冬うたは、
Heart of Xmas
Sandy
Kissn’in the holy night
Sweet Darling
そのままで…
BLOOD

あと、「家路」は秋っぽいと思います。

 

という回答がでてましたが、一曲も知りませんでした。

Heart of Xmasなんて曲あったか?ひばりのましゃはBurnin’ X’msa しか知らなかったので、とりあえずそれを歌いました。

キャンドルも!十字架も!あ~いにチ・カ・ラを与えてよ☆

歌うと体がポカポカあたたまりますね。

 

なんて言うてる間にドンっ!着きました!福知山城~!

雅治が全身で喜びを表現しています。見えますか?

 

深く積る雪の中を皮靴で走る雅治。さすがの雅治も冷たすぎてオカマ走りになってます。

 

童心にかえってはしゃぐ雅治。

 

 

城内でもはしゃぐ雅治。

 

 

 

福知山城は福山雅治デビュー10周年を祝い建てられた城。その工法はなんとピラミッドの建築時と同じやり方だったそうで、狂気ともいえるましゃファン達により全部手作りで築城されました。維持費もすべてファンクラブ資金によってまかなわれています。

 

城の最上階から。福知山市民がそれぞれの家で、ひとつ屋根の下で暮らしている景色を眺められます。

あんちゃん!小雪の気持ちも考えてやれよ!

 

<次回予告>

おいしい和菓子屋、せまるストーカー、奇跡の日曜日!

雅治、福知山の城下を歩く。

 

乞うご期待!

 

※このブログはフィクションです。実在の人物や団体などとは一切がっさい関係ありません。

ムーミン谷の十一月

こんにちは、店主の鎌塚です。

 

ひばりの小さな庭にも、秋の気配がやってきました。

 

 

 

 

紅葉をみると、ゆっくり珈琲が飲みたくなります。

紅茶でも日本茶でもなく、珈琲。

なんででしょう、珈琲の実も赤いからでしょうか。

 

珈琲を飲むと、ゆっくり本が読みたくなります。

これもどうしてでしょう、本を読んでいると「こんな話しがあったよ」とだれかにその話しを伝えたくなったりします。

 

そんな原因不明の連鎖反応による店主の欲求を満たすべく、ひばりには徐々に本棚が増えています。

 

先日、シングルルームにも本棚をつくりました。

 

 

 

 

こじんまりしたお部屋に圧迫感がでないよう、幅の狭い棚につくりました。

 

ジャンルは特にありませんが、旅先で読んだらおもしろいのでは、と思う作品を選書しています。

 

今月のおすすめは、「ムーミン谷の十一月」。

 

 

ムーミンは“妖精”という表現をされることが多いですが、作者のトーベ・ヤンソンさんはスウェーデン語でVarelser(バーレルセル)。直訳すると“存在するもの”と言っています。

正確には「たしかにいることはいるんだけれども、なんといいあらわしていいのかわからないもの」という意味の言葉だそうです。

 

旅のよさも、ムーミンたちと同じようにうまくいいあらわせないものという気がします。

いろいろ言い方はあるのですが、これ、という表現がみつからない。

宿屋をはじめたいまも、そのよさをうまくいいあらわせません。

 

しかしムーミンたちの愛らしい生活や、スナフキンの楽しそうな旅路を読んでいると、まぁ別にいいあらわせなくたっていいかという気になってしまいます。

彼らの存在と同じように、いいものとして存在しているんだから。

 

“ムーミントロール童話の世界は、一作ごとに深さをましていきます。とくに、「このムーミン谷の十一月」では、自然の神秘を、すみきった感動にいいあらわそうとした、作者の著しい苦心のあとを感じます”

 

という翻訳者の解説の通り、自然の美しさを感じられる本書は、この季節にぴったりです。

 

本書はひばりのどこかに置いてあります。

 

旅も本書もバーレルセル、ということで、気になる方はぜひ探しにきてみてください。

 

それでは、よい秋を。

 

Music Festival Break

こんにちは、店主の鎌塚です。

 

本日9/23(土)はそう、くるりさん主催の京都音楽博覧会in梅小路公園!

毎年大盛り上がりのこのフェスも、今年で11年目になるそうで

 

ひばりは梅小路公園まで徒歩5分という好立地から、音博フェスに参加されるお客さんからたくさんご予約いただきました!

ありがとうございます!ありがとうくるり様!

 

お客さんのお荷物預かりがおわり、お掃除がおわり、空を見上げれば澄み渡る青い空。

 

気づけばちょっと外出時に使うホワイトボードをきゅきゅっと書きなおし、駆け出しておりました。

ちょっと!ちょっとだけだから~

 

上海蟹、たべたい!と口ずさみながら、食べ物エリアをうろつきます。

 

 

 

 

どこもかしこも、めちゃくちゃおいしそう!朝ごはんを食べ損ねていたので、よだれが、、、

 

有名なB級グルメのチャンピオン、富士宮焼きそばと牛タン、ハーブソーセージをチョイス。

 

 

初めて食べる富士宮焼きそばはモチっとしてて、おいしかったです。

 

そしてそして、やっぱりフェスといえばそう、このお茶ー!

 

 

 

ぷはー!あぁーー!くぁーー!なんてうまい茶なんだ!

勤務中にお酒なんて論外やけど、お店の人は麦からつくられてるっていうてたし、これはきっと麦茶!

お家でもいきおいよく入れたら泡立つときあるし。

焼きそばにも牛タンにもハーブソーセージにもあうあう!くはー、たまらん!

 

チケットはもってませんが物販エリアにはいけたので、テンション上がってグッズも購入。

なんでこんなに気持ちがいいのでしょう。麦しか摂取してないのに~

 

 

 

おんぱくタオル!良質な今治タオルです。

女の子の頭の上には鳥さんが。ひばりちゃんということにしとこう。

今日はひばりのどこかにこのタオルを置いてます。

 

 

Tシャツも買うてしまいました。ここにも鳥(にわとり)が!

今日はこれをきて接客します。

 

心地いい風に吹かれながら、芝生の上でちょこっとだけ音楽をおすそわけいただき

張り詰めた日々が溶けていくような、大満足の一日でした。

 

そろそろ音博も終わり、琥珀色の空の下を歩いて、お客さんが帰ってきます。

わたしは一足先にひばりに戻り、お迎えの準備。

 

感想をお聞きするのが楽しみです。

まだ行かれたことない方、来年はぜひ!おすすめです。

 

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